長崎游泳協会会歌  長崎游泳協会の歌
100周年記念賛歌「泳ぎ継がれて」  雲助唄
 
 1962年(昭和37年)創立60周年を記念して作られました。作詞の島内八郎は長崎県立図書館、長崎市立博物館に勤務するかたわら詩人として活動、長崎歌壇の重鎮でした。作曲の木野晋見雄は長崎市議会の事務局長を務めた人で、永井隆博士の詞に曲をつけた「あの子」をはじめとする原爆の歌や市内の小学校の校歌などたくさんの作品を残しています。

長崎游泳協会の歌
島内 八郎 作詞
木野晋見雄 作曲

青潮匂う長崎の
港外清き鼠島
錬磨の若き声あげて
勢(きほ)う幾千わが健児
永き伝統今ここに
受けつぐ技の尊くも
海原分くる身は軽く
招く沖辺の雲の峰
海をめぐらす日本の
あすの栄えを双肩に
今日もうしおに立ち向かう
われらが意気ぞ天を衝く